自毛植毛は1990年代以降の20年間で目覚ましい発展を遂げ、ヨーロッパやアジア、北米、中近東など世界各国の医師が採用し、毎年世界中で何十万人もの人が治療を受ける施術としてグローバルスタンダードな地位を確立しています。

顕著な事例として、日本の歴史における薄毛対策として広く普及しているのはカツラですが、アメリカでは薄毛対策として圧倒的に自毛植毛が選択されています。

現在、育毛・発毛サロン等で薄毛を解消する為にサービスを受ける場合、年間で数十万円～数百万円と言った大金が毎年かかり、カツラも同様に長期的に見るとコストがかかり続けます。それに対し自毛植毛は初回費用がカツラ等と比べると高くなる場合もありますが施術後のメンテナンスや維持費などがかからず、支出において長期的に見ると断然安く済むケースが殆どです。

何よりもＡＧＡの影響を受けにくい移植毛は移植後に通常サイクルで発毛を繰り返しますのでカツラと違い薄毛の根本的な改善を図れます。

自毛植毛は移植する為の毛髪を後頭部・側頭部の決まったエリアから採取します。
決まったエリアから採取する理由はそのエリアの毛髪はＡＧＡの影響を受けにくく、移植後も性質を変えずに正常な発毛サイクルを繰り返すためです。

又自分の毛髪を利用する為に移植後に頭部に拒絶反応が起きることも無く、ほとんどの方が確実な結果を得られる事や、移植した髪は通常の髪と同様に生え変わり続けメンテナンスフリーになる事から世界中で爆発的に普及していきました。

爆発的普及の要因として、世界で一番権威のある米国食品医薬局・政府機関であるFDA（Food and Drug Administration）が認可する外科手術であることも、アメリカを中心として世界中で自毛植毛の促進と需要が高まった一つの要因です。

残念ながら日本ではFDAがミノキシジルとプロペシアを認可したことをご存知の方は多いのですが、自毛植毛（外科手術）がFDAにより認められていることをご存知の方はあまりいらっしゃいません。（※人工毛移植は認可されていません）

サッカーイングランド代表ルーニー選手や、リバプール監督のクロップ監督（植毛時はドルトムント）、ハリウッドスターのニコラス・ケイジさん、元競輪選手の中野浩一さん等が自毛植毛の結果に大満足だったことを世界に公表したことで、昨今では自毛植毛の認知度が上がり、興味を持たれる方が大変増加しております。

薄毛が進む主な原因は男性ホルモンの影響です。

後頭部や側頭部の毛髪は生命力が強く男性ホルモンの影響を受けにくい遺伝子的なプログラムがあり、脱毛がかなり進んだ方でもほぼ生涯にわたって生え変わり続けます。
「自毛植毛」はこの毛髪の根元にある ※毛包をまるごと鮮度保ったまま増毛したい部分に移植することにより、薄くなった部分に再び髪を蘇らせることが出来ます。

※毛包　毛髪を包んでいるさや状の部分（毛髪の成長に非常に重要な組織）

移植された後頭部、側頭部の髪は場所を変えても元の抜けない性質を保ったまま生涯生え変わり続けます。（ドナードミナント）
自毛移植によって生えた髪は紛れもなくご自身の髪です。他の増毛法とは異なり、髪の色や質感も他の髪と同じ為、違和感が起きる事も無く、年齢と共に黒髪からグレーへアーに代わっていきます。又、カツラや育毛サロンのように高額なランニングコストがかかり続けるといった事もありません。

蘇った自分の髪はシャンプーは勿論、パーマやヘアーカラーも全て自由自在です。海やプール、温泉やサウナなど様々なシーンで髪を気にすることなくお過ごしいただけます。

移植した髪が生え変わり続ける治療法、それが「自毛植毛」なのです。